優佳良織の歴史

出発点は、北海道独自の織物を創ること。独自の織物を探求するため、世界中の織物の技法を研究し、何百、何千の試作を繰り返し、たどりついたのは他のどこの地域にも無い、北海道の自然の美でした。1970年代から、ヨーロッパ各国の展覧会に招かれ、78年には、ビエンナーレで金賞を受賞。日本人では版画家の池田満寿夫氏に次いで2人目の快挙。「ただひたすらに、手をうごかして、良いものをつくること。」「ひとの心に、日々の暮らしに、豊かさをあたえる、手のぬくもりのある工芸品を届けたい。」その想いは今も引き継がれています。